2008.03.08 Saturday08:20
東京大学赤門(旧加賀藩上屋敷御守殿門)

幕末まで、この東京大学の敷地の大半は加賀藩前田家上屋敷でした。現在では東京大学のシンボルとして使われているこの赤門ですが、1827年に第13代藩主前田斉泰が第11代将軍徳川家斉の第21女、溶姫を迎える際に造られた建造物で今より15メートルほど東にあったといいます。江戸時代、三位以上の大名に嫁いだ将軍家の娘の敬称と住まい自体を指すときは御守殿と言い、その御殿へと至る門(御守殿門)は赤く塗られ屋敷の正門である黒門に対して赤門と呼ばれていたとか。
作られた当時から江戸の名所として知られていたようで歌川広重ら絵師たちも本郷一帯を描くときは赤門を描いています。
東大と言えば赤門ですが、実は大名屋敷の名残であるというのがとても興味深いですね。大名屋敷と大学というミスマッチにも思える融合が面白いです。

参考
・東京大学の建造物 - Wikipedia
・御守殿 - Wikipedia
・加賀殿再訪 江戸本郷の加賀屋敷
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赤門は知っている
野村昭子
加賀殿再訪―東京大学本郷キャンパスの遺跡
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