2008.03.21 Friday08:11
東京大学大講堂(安田講堂)

今月初めごろ、赤門、三四郎池など歩いてまわったときに安田講堂も見てきました。
安田財閥創始者安田善次郎の寄附により、建築家内田祥三と弟子の岸田日出刀によって設計され大正11(1922)年12月25日着工、大正14年6月30日竣工した日本を代表する大学建築です。
安田講堂というと学生運動とイメージが結びついて戦後の建物のように思ってしまうのですが、実は大正時代に建築され、登録有形文化財にも指定されているものですね。とは言え、実際に見たときの感想は、大正時代に思いを馳せることはなく、ここで学生運動があったのか〜という60年代のイメージだったのですが、当初の目的は天皇行幸のために造られたそう。
第2章 プロジェクト「安田講堂展示設計」
安田講堂の通称は安田善次郎の寄付によって建てられたことに由来する。当時、東京帝大には天皇行幸に際する正式な便殿がなかった。文学部教授村上専精からそのことを聞きつけた安田善次郎は、大講堂と便殿の建設資金として100万円の寄付を申し出た。
このあたりの設計時の逸話も面白い。天皇を迎えるための施設→大学本部→学生に占拠され学生運動の中心という歴史を経験した建物なんだなー。
参考サイト
・第2章 プロジェクト「安田講堂展示設計」
・安田講堂 - Wikipedia
関連エントリー
・Kousyoublog | 東京大学赤門(旧加賀藩上屋敷御守殿門)
・Kousyoublog | 東京大学育徳園心字池(三四郎池)

安田講堂 1968‐1969 (中公新書)
島 泰三
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