2009.05.03 Sunday22:27
気が付くと個人事業主が凄い勢いで減少している件

統計局の労働力調査の表を元に作成。20年間で個人事業主は約290万人減少していて、ちょっとびっくりした。
で、法人設立に走っているのかなーと思って中小企業庁の中小企業白書を見てみたんだけど

中小企業白書2009を元に作成。平成元年〜3年のバブル真っ盛り期が突出している以外はほぼ10万プラスマイナス1万で横ばい推移なので、法人設立に流れているわけではない。
こっからさらにグラフ作ろうと思ったんですがめんどくさくなったんであとは数字だけ
■労働力人口総数
平成元年6302万人→平成20年6648万人(+346万人)
■非労働力人口
平成元年3654万人→平成20年4397万人(+743万人)
■雇用者数
平成元年4711万人→平成20年5520万人(+809万人)
■完全失業者数
平成元年139万人→平成20年275万人(+136万人)
定年等が関係ない個人事業主が非労働力人口化はあまりしないだろうと思うので、そのまま企業で働くようになり、雇用者数の増加に反映しているんじゃないか?とざっくり推測してみる。
で、要するに失業者や非労働力人口の就業者化を考えたら、失業対策として法人への就職支援ばっかりやってないで、個人事業開業支援に力を入れた方がいいんじゃないの?ということがいいたいわけです。
有効求人倍率1倍はとっくに切って、今後もガンガンに下がりそうな状況では、企業への就職自体なかなか求職者と求人とのマッチングも難しいだろうし、いっそ、個人事業開業支援に色々助成金を出したり、個人事業者と企業あるいは個人事業者同士のマッチングを図ることにも力を入れた方がいいんじゃないかなーと思っています。
しかし、まさか約3分の2にまで個人事業主が減っているとは思わなかった。ほとんど絶滅危惧種化しそうな勢いだわ(笑)
一つには長期の不況があるんだろうけど、もう一つは国内の様々な市場が成熟してきて、ことごとく資本をより大きく投入したもん勝ちな中で、新しい市場が生まれにくくなっている、つまり個人で勝負できる出来立てホヤホヤな分野が少なくなっているということがあるのかなーと。
ということで個人的には
・失業者、非労働力人口が個人事業開業できるような支援
・個人事業者でも戦える新たな市場の創出
・個人事業者間、個人事業と企業とのマッチング
という施策を重点的にやっていく必要があるのかなーと思います。
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