2010.02.07 Sunday01:09
そろそろ花粉症の季節なので
去年、一昨年と書いた記事の焼き回しなのでアレですが。
「花粉症は環境問題である」奥野 修司 著
花粉症が日本を滅ぼす
上記の二つの記事に大体まとめているので、ざっくりとしたところだけメモしておきます。
高度経済成長→木材需要の急拡大→拡大造林政策で森林伐採、スギヒノキ等への植え替え奨励→スギヒノキはほとんど無かったのが国土の森林の3割を占めるぐらいに急速に植え替え→林業ウハウハ→70年代木材輸入自由化→国内の林業競争力低下→林業崩壊→スギヒノキ放置→樹齢30年でスギは花粉を付け始める→ 誰も管理しなかった→花粉飛び放題(年間800万トン前後)→花粉症蔓延(有病者数は2005年で約2200万人)←イマココ!
で、97年の旧科学技術庁の試算では有病者数1300万人として花粉症の蔓延による損失は年間2850億円にのぼると推計され、今や国民の5人に一人が発症していると言われていることから、その倍以上の損失を毎年出していると思われる。
また、特に花粉が飛散しやすい樹齢30年超のスギだけで年間540万トン、樹齢10年以上のスギやヒノキその他花粉症の原因と見られる花粉をあわせると年間800万トンの花粉が飛散している。
現状の政府・行政の対策は花粉が出ないスギ等への植替え(50〜100年計画)、予防・治療薬の開発研究といった程度で抜本的な解決には至っていない。「花粉症は環境問題である」の著者奥野氏は京都議定書で約束した8%の目標を達成するための施策をスギ林対策にシフトさせることで花粉症問題とCO2削減目標の達成とをクリア出来るとしている。現政府は25%に跳ね上がっているんでしたっけ。
拡大造林の失敗と花粉症と言う問題は斜陽産業化した林業、過疎化や地域社会、さらに環境問題とも密接にリンクしているため、直接的にではないにしても間接的に、しかし確実にボディブローのように日本経済・社会にダメージを今後も与え続けて行く。
目に見えないが、実は喫緊の問題の一つだろうと思いますので、政治家の皆様はぜひ抜本的な対策をお願いします。へっくしゅん。ゴシゴシ・・・
P.S
あわせて、拡大造林政策に一人立ち向かった無名の偉人の話も昔書きました。→人口7500人の小さな町の、100年後が見えていた大きな町長の話
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植林の失敗と花粉症とは関係がない
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沖縄の人が羨ましい!














